軽天工事

軽天工事とは、軽鉄(軽量鉄骨)を用い、壁や天井の骨組みを作っていく工事です。
表立つことはありませんが、内装工事の中でも一番重要な基礎部分の施工のため、その役割はとても重要。
ボード工事の下地に当たる工事のため、軽天工事がしっかりできていないと、その後の工事が滞ってしまいます。

以前は木材を利用し、骨組みを作ることがほとんどでしたが、軽量鉄骨の方がコストや施工性の良さで優れているため、現在では多くの建物で採用されています。

 

軽天工事で使用される軽量鉄骨の特徴

○軽量のため建物にかかる負担が少ない
工事に使用される軽量鉄骨の厚みは6mm未満。
厚みが6mm以上の重量鉄骨や木材などで骨組みを作る場合と比較すると非常に軽量です。
そのため建物にかかる負担を軽減することができます。

○加工しやすい
木材と比較すると、工場製作や現場加工をしやすい軽量鉄骨。
施主様のご要望や建物の形状に合わせて加工可能なため、どのような建物にも対応できます。

○価格・供給が安定している
木材に比べ、輸送・加工の手間がかからず、原価も安いため工期の短縮とコストダウンに繋がります。

○耐火性・防湿性に優れている
木材は湿気に弱く燃えやすいですが、軽量鉄骨は湿気に強いことはもちろん、耐火性にも優れています。
不燃材料でできているため、消防検査にも通りやすく、施工後の手間がかかりません。

○リサイクル可能で環境にやさしい
軽量鉄骨はリサイクル可能な建材です。
そのため地球環境の保護にも貢献します。

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